MT4(メタトレーダー4)スマホアプリ徹底特集!基本スペックからログイン、搭載インジまで紹介
各社サービスにて口座を開設し、MetaTrader 4アプリのログイン画面で情報を入力。FXトレード・フィナンシャルなどのデモ口座を持っていれば、デモ利用も可能です。また、それらの登録を行っていなくても試用できます。
実際に使って感覚を確かめてみたい方は、まずダウンロードしてみてください。
リアルタイムに動くチャートを見ながら発注
PC版と同様に設けられている気配値のウィンドウから、希望の通貨ペアをタップ。すると「トレード」「チャート」「詳細」の3項目が表示されます。「トレード」を選択すると注文画面へ移行。
リアルタイムに変動するレートとチャートを見ながら発注が実行できます。「即時実行」「Buy Limit」「Sell Limit」「Buy Stop」「Sell Stop」のいずれかの発注方法を選び、各種数値を入力。サクサク動いてくれるのが快適です。
30種類のインディケーターを搭載
様々な分析機能の搭載はスマホ版でも発揮。30種類の豊富なインディケーターを標準装備しており、それぞれ細かくパラメーターと、ラインのピクセル、色などカスタマイズも可能です。
インディケーターの名称は英語表記ですが、わかりやすい名前ですので特に困ることはないかと思います。
多機能ではあるのですが、扱いやすく難しい操作も不要でありがたいです。
ちなみに、背景色やローソク足などのカラーは設定で変更可能。
こちらはインディケーターの選択画面。英語ですが、Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)、Moving Average(移動平均)など、普段からチャート分析に使われているテクニカル指標などは、容易に判別できると思います。
これだけ種類が揃っているスマホアプリは珍しい。
Ichimoku Kinko Hyo(一目均衡表)の設定画面を参考に挙げています。転換線、基準線、先行スパン Bの数値から、各種ラインと雲の色を指定可能。描画されるラインなどは、ピクセル1〜4までを指定して太さを変更できます。初期設定はピクセル1ですので、細くて見づらい場合は設定の変更を。
24種類の描画オブジェクトを自由に使える
上記の表に記載したように、インジケーターだけでなく描画オブジェクトの搭載も多彩なのが特長。垂直線や水平線、トレンドラインなど基本的なライン描画から、チャンネル、ギャン、フィボナッチ係数、エリオット波動、図形。合計24種類も備わっています。スマホアプリでこれだけ描画機能が充実しているものも貴重。
スマホでの正確な描画を可能にする便利機能
描画ツールの種類が豊富なだけでなく、補助的な機能が備わっていることにも注目です。スマホでは指で描画することになるのですが、その場合通常は押さえている箇所が隠れてしまいます。が、MT4アプリでは指を当てている箇所を別画面で表示。これはかなり便利です。また、フィボナッチ・リトレースメントを描くとき、近くのヒゲに勝手に吸いついてくれる機能もあり。
MT4スマホアプリの設定画面
アプリの下部には「気配値」「チャート」「トレード」「履歴」「設定」の5項目が並んでいます。こちらは「設定」の画面。ここではデモ利用をしています。言語の設定などを実行可能。
チャート設定画面はこのようになっています。バーチャート、ローソク足、ラインチャートからタイプを選択可能。ボリューム、アスク価格ライン、期間区切り線、トレードレベル、OHLC、データウィンドウ、それぞれの表示ON/OFFを切り替えて、自分にあったチャート設定をしていただけます。カラーの設定もここで実行。
メタトレーダー4対応のおすすめ国内FX業者は?
国内にはMT4を取り扱っているFX業者が複数あり、どの業者で使ってもMT4のツール自体の性能は変わりません。ですが、利用する業者によって対応通貨ペアやスプレッド、オリジナルインジケーター等のスペックやサービスには違いがあります。
ここでは、MT4に対応しているFX業者の中でも、特におすすめの3社をピックアップ。気になる業者があれば公式サイトもチェックしてみてくださいね。もっと多くのMT4対応業者を比較したい!という方は、MT4対応の約10業者をまとめて比較しているページも用意していますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
FX業者 | 通貨ペア | 取引単位 | 米ドル円 スプレッド | 独自機能・サービス | 公式サイト | PC版MT4
---|---|---|---|---|---|
ゴールデンウェイ・ジャパン | 30 種類 | 1000 通貨 | 0.1 銭 | 40種類以上のオリジナルツール Mac対応ウェブ版MT4 CFD銘柄を表示可能 | 詳細 |
楽天証券 | 24 種類 | 1000 通貨 | 0.PC版MT4 5 銭 | 大手ネット証券会社 CFD取引にも対応 国内取引サーバ環境 | 詳細 |
オアンダジャパン | 69 種類 | 1000 通貨 | 0.3 銭 | NDD方式 50種類以上のオリジナルインジ OANDAの注文情報を表示 | 詳細 |
(※:スプレッドは原則固定・例外あり)
(※:楽天証券のスプレッドは楽天FX口座が米ドル円0.2銭、楽天MT4口座は0.5銭、いずれも原則固定・例外あり)
(※:OANDAには3種類の取引コースがあり、上記通貨ペア数はベーシック及びプロコース、スプレッドは東京サーバーコースのスペック)
メタトレーダー4(MT4)はゴールデンウェイ・ジャパンや外為ファイネスト等で利用できますが、アプリ版のMT4では複数業者の口座をまとめて管理することが可能です。
MT4をモバイル端末で動かす方法【MT4アプリでは使えないオリジナル・インジケーターやEAをスマホで使う】
MT4の使い方
この記事では MT4 をiPhoneやAndroidなどのモバイル端末で動かす方法を紹介します。
そこでパソコンをリモート操作してパソコン上で動いているMT4をスマホ上で操作する方法を紹介します。
※Windows10のprofessionalであればリモートデスクトップが使えますが、一般的なhomeエディションでは使用できないため、ここではそれ以外の方法を紹介します。
TeamViewerを使用する方法
TeamViewer とは インターネット経由でパソコンのリモート操作を可能にするソフトウェア です。
このTeamViewerを パソコンとスマホ・タブレットの両方にインストール し、スマホ側からパソコンの画面を開いてリモート操作します。
モバイル用TeamViewerアプリをインストール
まずモバイル用のTeamViewerをインストールします。
iPhoneのApp Storeや、AndroidのPlay ストアで「TeamViewer」を検索してインストールすることもできます。
パソコン用TeamViewerをインストール
次にパソコン用のTeamViewerをインストールします。今回はWindows用のTeamViewerをインストールします。
こちらのページを開き「TeamViewerをダウンロード」ボタンをクリックしてください。
自動的に利用中のOSに合ったTeamViewerのインストーラーがダウンロードされます。
「インストール」、「個人/商用以外」にチェックして、「同意する – 次へ」ボタンをクリックします。
※「個人/商用以外」以外を選択すると有料ライセンスが必要となります。個人利用であれば無料で使用できます。
インストールが完了したら「完了」をクリックしてインストーラを閉じてください。
自動的にTeamViewerが起動します。
※次回以降は、TeamViewerのアイコンがデスクトップに作成されていますので、これをダブルクリックして起動してください。
TeamViewerの使用方法
TeamViewerの使い方はとても簡単です。
パソコンのTeamViewerを起動すると、起動のたびにIDとパスワードが発行されます。
モバイルアプリを開いたら、このIDとパスワードを入力して接続してください。
モバイルアプリを起動した時の画面
IDを入力します。
続けてパスワードを入力し、「OK」をクリックするとパソコンに接続されます。
パソコンに接続した状態の画面
アプリからパソコンを操作できます。
PC版MT4
TeamViewerの接続パスワードの変更方法(任意の英数文字列に変更)
TeamViewer自体はセキュアなソフトウェアですが、 初期状態だとパスワードが4桁の数字となっている ので、パスワードの総当たり攻撃を受ける危険があり、実際に突破され悪用されてしまった事例もあるようです。
ご利用の際はパスワードを任意のパスワードに変更してください。
パスワード表示欄の左にある 丸まった矢印 をクリックし、開いたタブの「個人的なパスワードの設定」を選択するとパスワードの設定画面が開きます。
「個人的なパスワード(無人アクセス用)」に任意のパスワードを入力します。 10桁以上をおすすめします 。
また、「ランダムパスワード(簡易なアクセス用)」を「無効化されました(ランダムパスワードなし)」に変更します。
「OK」ボタンをクリックすれば変更完了です。
※「非常に安全(10文字)」を設定しても安全になりますが、毎回ランダムな文字列を入力しなければならいのが面倒です。
こんな感じのパスワードが発行されます。記号も入っていて手打ちではかなり面倒ですね。
以上、TeamViewerを使用したモバイル端末上でのMT4の設定方法と操作方法でした。
VPSを利用すれば、自宅のパソコンを常時起動させておく必要もなくなります。その設定方法についてはいずれ紹介したいと思います。
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