◎移動平均線が下に向いている時は、大きな流れは下方向
→ 平均値で反発したところで売る
◎移動平均線が上方向に向いている時は、大きな流れは上方向
→ 平均値で反発したところで買う
16年間使い続けてる『移動平均線』手法と設定をご紹介の巻
移動平均線の使い方
今回は、ORZがFXトレードで長年使い続けて来た相棒 『移動平均線』 をテーマに、「移動平均線とは何なのか?」というところから、「期間設定や実践トレードでの活かし方」まで、徹底解説いたします(・∀・)!
「移動平均線(Moving Average)」 は世界で最も有名なインジケーターの1つで、使っていないトレーダーの方が珍しいほど、広く一般的に使われているインジケーターです。
【概要】そもそも移動平均線とは、なんですの?
まずは見た目から行きましょ〜
画像の 赤いライン が、実際のチャートに表示させた移動平均線です(・∀・)
移動平均線とは、その名の通りある一定期間の価格(終値)の 平均 値を 移動 させながら結んで 線 を表示させるインジケーターのことです!
移動平均線の「傾き」や「ローソク足との距離」、2,3本表示させて「移動平均線同士の距離」なんかを見て、 相場の方向性や勢い を判断するのに活用します。
移動平均線の計算方法
移動平均線は、ローソク足を構成する4つの値「高値(たかね)」「始値(はじまりね)」「終値(おわりね)」「安値(やすね)」の内、 ”終値” に焦点を当て、 指定したローソク足の本数(期間)の平均値を結んだ線 です。
そして1日経ち新しく日足が出来上がると、 期間を1日ずらして もう一度同じ計算がされます。上の計算例では 「1日目の終値」が計算から外れて、新たに「6日目の終値」が計算に加わります (・∀・)
移動平均線の種類
- 単純移動平均線:Simple Moving Average(SMA)
- 指数平滑移動平均線:Exponential Moving Average(EMA)
- 加重移動平均線:Weighted Moving Average(WMA)
SMA:単純移動平均線
指定した期間の終値の平均値を結んで形成されるタイプで、仮に期間を「5」にした場合 「(A+B+C+D+E)÷5」 という計算式になります。
EMA:指数平滑移動平均線
「直近」というのは、つまり1番新しい値動きに重点を置いているので 単純移動平均線よりも敏感にローソク足に反応する ローソク足と平均足手法 ようになっています。もちろん、計算方法も少し違います。
どのように違うのかというと、指数平滑移動平均線は 「1番新しいローソク足の終値」を2回足して 平均値を求めます。仮に期間を「5」に設定した場合は 「(A+B+C+D +E+E )÷6」 このような式になります。
WMA:加重移動平均線
初心者にオススメの移動平均線の種類は?
なので、 まずは単純移動平均線を使いましょう^^
(ORZもなんだんかんだでSMAを使い続けてます)
【設定】移動平均線は「短期・中期・長期」3本の期間設定がおすすめ
そのため移動平均線は 「短期・中期・長期」 の3本セット で使うことが一般的です(・∀・)
この3本にそれぞれ"期間"を設定するのですが、一般的な組み合わせとして「 20 ・ 50 ・ 100 」とか「 25 ローソク足と平均足手法 ・ 75 ・ ローソク足と平均足手法 200 」といったものをおすすめします♪
ちなみにORZは画像で表示してるとおり「 20 ・ 50 ・ 100 」の組み合わせを愛用してます。
よく「なんで 20 ・ 50 ・ 100 の組み合わせなんですか〜?」と聞かれるのですが、 いろいろ試してみた結果、自分に合ってたのがこの組み合わせだったから です(・∀・)
【基本】チャンスを知らせる移動平均線のパターン
ゴールデンクロスとデッドクロス
期間の短い線が長い線を下から上に抜けていれば 「ゴールデンクロス」 、期間の短い線が長い線を上から下に抜けていれば 「デッドクロス」 とそれぞれ呼びます。
そして、新たなトレンドが発生するということは、それまで続いていたトレンドの終了も意味しますので、 「ゴールデンクロス≒下降トレンドの終了」「デッドクロス≒上昇トレンドの終了」 でもあるのです^^
- 上昇トレンドの予兆(≒下降トレンド終了の予兆)
- 期間が短い線が長い線を下から上に抜ける
- 下降トレンドの予兆(≒上昇トレンド終了の予兆)
- 期間が短い線が長い線を上から下に抜ける
稼げるチャンスの予兆「パーフェクトオーダー」
移動平均線を使って分析を続けていると、時たま「チャンス相場」を予兆するパターンが出ることがあります。それが 「パーフェクトオーダー」 です。
最低限、後述する 押し目買い・戻り売り については理解して仕掛けるようにしましょう٩( ‘ω’ )و
【実践①】FXで大活躍!移動平均線の"相場状況"把握能力
- ローソク足が移動平均線より 上にある時 『強気な相場(=上昇トレンド)』
- ローソク足が移動平均線より 下にある時 『弱気な相場(=下降トレンド)』
- ローソク足と移動平均線が 重なる時 『横ばい相場(=レンジ相場)』
たとえば、移動平均線が3本とも上向きだったら、 「短期・中期・長期間で平均値がどんどん上がっている」 という事なので、 上昇トレンド と見ることができます。
反対に全て下向きだったら、平均値がどんどん下がっているということなので 下降トレンド と判断する事ができます。
レンジ相場では ローソク足と平均足手法 MA100 はほとんど横ばいになり、 MA20 と MA50 が上下に慌ただしく動いてるのが特徴の一つです。
【実践②】移動平均線は、相場の反発ポイントを教えてくれる?
この時の上下の反発する動きは、過去の値幅やパターンなどを元に分析していくのですが、実は移動平均線が示す 平均的な価格 が反発のポイントとして意識されることが多いんです(´ー`)
◎移動平均線が下に向いている時は、大きな流れは下方向
→ 平均値で反発したところで売る
◎移動平均線が上方向に向いている時は、大きな流れは上方向
→ 平均値で反発したところで買う
マルチタイムフレームの手法を解説|相性抜群のインジケータは?
チャート:左から1時間足、4時間足、日足
- 価格と移動平均線の位置関係
- 移動平均線の傾き
移動平均線と価格の位置関係 | 価格>移動平均線⇒上昇基調 価格<移動平均線⇒下落基調 |
移動平均線の傾き | 45度の角度が理想 |
200移動平均線、28移動平均線といった期間設定が有名ですね。
中には、52や90といった期間設定をするトレーダーもいます。どれがいいか迷ってしまうトレーダーもいると思います。
時間軸 | 移動平均線の期間設定 |
---|---|
1時間足 | 240(2週間) |
4時間足 | 120(1ヶ月) |
日足 | 200(約1年の営業日) |
ボリンジャーバンドはボラティリティの大きさを判断する
チャート:NZドル円 1時間足
イメージ:ボリンジャーバンドの見方
ボリンジャーバンドの上下のバンドは、価格データの〇%が収まる確率をしまします。
最も基本的なのは、 1σ (シグマ)、 2σ 、 3σ です。
偏差 | 価格データ |
---|---|
3σ | 約99.7%がバンド内に収まる |
2σ | 約95%がバンド内に収まる |
1σ | 約68%がバンド内に収まる |
スクイーズ | ローソク足と平均足手法バンド幅が狭まっている相場 レンジ相場の特徴となる |
エキスパンション | バンド幅が急激に広がっている相場 レンジ相場からトレンド相場への移行期 |
バンドウォーク | ローソク足と平均足手法ボリンジャーバンドの1σ~3σで価格が推移 トレンド相場になっている可能性が高い |
一目均衡表は遅行線と雲に注目しよう
一目均衡表は、特に『 遅行線 と雲 』に注目しましょう。慣れてきたら、転換線や基準線などを表示させると良いと思います。
遅行線 が価格を上抜けたりした抜けたりするタイミングは、トレンドが変化するタイミングとなる確率が非常に高くなります。雲と遅行線の 位置関係 に注目したマルチタイムフレーム分析をすれば、勝率をグッと上げることができるでしょう。
パラボリックでトレンド転換を判断できる
チャート:ポンドドル
パラボリックは、 トレンドフォロー 系のインジケータで、トレンドが転換したかどうかをみるのに有効なツールです。
例えば、強い上昇トレンドが継続し、高値を更新しているのであれば、パラボリックが加速しながらローソク足に追従していきます。
買いサイン | 下降しているパラボリックが上昇しているローソク足にタッチした地点 |
売りサイン | ローソク足と平均足手法上昇しているパラボリックが下降しているローソク足にタッチした地点 |
ピボットポイントと抵抗線/支持線
R3 (ハイブレイクポイント) | 売りポジションを持っていたら損切り |
R2 (レジスタンスライン2) | 強いレジスタンスライン |
R1 (レジスタンスライン1) | もみ合いになる可能性がある価格 |
P (ピボットポイント) | ローソク足と平均足手法価格とピボットポイントの位置関係でトレンド方向を予想できる |
S1 (サポートライン1) | もみ合いになる可能性がある価格 |
S2 (サポートライン2) | 強いサポートライン |
S3 (ローブレイクアウトポイント) | 買いポジションを持っていたら、損切り |
MACDはダイバージェンスとトレンド分析に活用する
チャート;ダイバージェンス説明
- MACDのダイバージェンス
- ヒストグラムがゼロ交差しているか
ダイバージェンスが発生していれば、相場の転換が近いことを予想できます。注意したいのは ローソク足と平均足手法 ダイバージェンスが発生したら、すぐに相場が転換するわけではないこと です。
CCIって何?基本的な見方
商品チャネル指数 (CCI) は、価格の変動が統計的な平均からどの程度離れているかを測定することで、主に買われすぎ売られすぎを判断するインジケータです。 逆張りと順張りで利用することができるインジケータです。
チャート:CCI説明
平均足&ストキャス&パラボリックを使ったトレーディングシステム
右上にあるレート表示とチャート上でのピボットなどパラメータ設定で非表示させることができないところが残念なところです。
UltimaSecretのトレード方法
メインチャートではローソク足と平均足が同時に表示されます。
サブチャートのストキャス設定は(15.3.3)ですので、割と穏やかに動きます。
その反対に下記画像のように上昇トレンド中に下限が20まで下がらず上昇していく時などは、上昇圧力が強いケースが多いので覚えておく方と良いでしょう。
買いエントリー
・ローソク足が白い線よりも上でクローズします。
・SAR COLOREDは緑色です。
・ストキャスが上昇中です。
・平均足がブルー色です。
過去チャートですが、黄色の垂直線の場所がストキャスを考慮すると最適な買いエントリーポイントとなります。
売りエントリー
・ローソク足が白い線よりも下でクローズします。
・SAR COLOREDは赤色です。
・ストキャスが下降中です。
・平均足が赤色です。
こちらも過去チャートだと黄色垂直線が売りエントリーポイントとなります。 ローソク足と平均足手法
UltimaSecretのまとめ
一旦トレンドが続けば、ストキャスの切替えしだけ注目し、何回もエントリーすることができポジションの積み増しも可能です。
◆高勝率15分足専用サイン「F15-easy」◆
◆15分足専用サイン「F15-friends」◆
こちらも 億トレ監修・大手プロップディーラーの手法をロジック化し 、シンプルながらも高勝率で1日200pipsを獲得した日も珍しくありません。
◆30分足専用サイン「F30-hybrid」◆
アラート機能も付いているので、チャートに張り付かなくてもトレード可能です。
トレード回数は少ないですが、少し長めの時間足で30~50pipsを狙う手法です。
大きなトレンドが発生すれば100pips以上獲れることがあります。
平均足 とは?基本と傾向【FXテクニカル分析】
ローソク足・酒田五法
その中でも有名なインジケーターである「平均足」
平均足の基本と傾向を覚え、FXテクニカル分析に活かしましょう。
平均足とは?
平均足の始値は、一つ前のローソク足の4本値を足して4で割ったもの。
つまり、前日の4本値の「平均値」です。
名前の通り、ローソク足の平均バージョンです。
平均足の基本
普通のローソク足の始値は、
一つ前の終値からですが「平均足」は実体の真ん中から始値が表示されています。
普通のローソク足の陽線が 「青」 で、陰線が 「黄色」
平均足は、陽線が 「白」 で、陰線が 「赤」 です。
①では、普通であれば大きな陰線ですが、平均足では実態が「普通の半分」です。
捉え方も、ローソク足では「大きな陰線」、平均足では「長い下ヒゲ」と違いが出てきます。
実際の始値や終値は「ローソク足」が本当の動きなので、
平均足を使う際は「注意が必要」です。
FX 平均足だけで勝てるのか?デメリットや手法を公開!
テクニカル分析
平均足とは?
よって、普通のローソク足に比べると 上昇トレンドでは陽線の表示 が多くなり、反対に 下降トレンドでは陰線の表示 が多くなるものです。
平均足のメリット
平均足のデメリット
デメリットとしては、 ローソク足と異なり現時点の価格がわかりにくい ことで、また 短期売買の場合には頻繁にトレンドの入れ替わりが起こる ため、判断材料として使うと間に合わないケースが殆どです。
このため 短期売買で平均足を使うのは得策とはいえません。 大きな流れを理解するために平均足を用いるのが一般的です
平均足を使った手法
平均足は上記の図のように 陽線と陰線が続く傾向にあります ので、非常にわかりやすくFX初心者には便利なインジケーターかと思います。
まずこの平均足を利用できる場面としては トレンドが出ている場面 ローソク足と平均足手法 です。トレンドが出ていない場面で平均足は以下のようになります。
よってレンジの状態でエントリーをしてしまうと平均値での表示のため、利益がなく場合によっては損失となってしまうこともありますので 注意が必要 です。
よって、まずはトレンドの把握です。今回は買いを例に説明します。 トレンドがあるとは、高値、安値が共に切りあがっている ことが条件です。
赤線はチャートの動きをわかりやすく示したものです。ここで 青丸の所ですが、高値、安値が共に切りあがっていることが分か るかと思います。
これで上昇トレンドということが確認できました。次に押し目を見極めエントリーします。そうすると ピンク〇あたりがエントリーポイントとして良いポイント となると思います。
よって今回のテーマである 平均足を利用 します。下のチャートをご覧ください。
ローソク足でのエントリーで押し目を見極めるのが難しい場合、上記の ピンク〇の2か所のように平均足の色が変わったところでエントリーをしてもらえばよい かと思います。
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