FXチャート過去検証相場分析のやり方と実力構築方法解説
過去検証のやり方は、明確にトレードスキルに身につく方法を取るべきです。
過去検証をする目的と手順
安定してトレードで利益を残していく為に、
より根拠のあるエントリーイグジットをしていき、
より確信を持ってトレードしていく必要があります。
そういった相場の動き方のクセを掴む為に過去チャートで検証作業をしていきます。
日常的にチャートを分析して見ていくことで、
リアルトレード時にも値動きの想定精度が上がっていきます。
FX教材等で学んだトレードロジックを実践する際に、
リアルトレードの前にまず過去チャートで検証して勝率や利益率を確認し、
デモトレードで試してみて、その後にリアルトレードでロジックを実践します。
過去チャートを利用した検証作業をしていくことで、
トレードロジックの精度を確認することができますし、
状況に応じた裁量判断も取り入れていくことが可能になります。
MT4等のチャートソフトで過去検証
過去検証画像例:MT4で過去チャートを抜き出して画像にパターン書き込み
(画像をクリックすると拡大できます)
このように過去チャート画像を分析してチャートパターンや相場状況を判断していくと、
次に同じようなチャート状況になった時の判断がしやすくなります。
上記の過去検証画像例のように、
MT4等のチャートソフトから過去チャートを抜き出し、
ペイント等の画像加工ソフトで画像上に直接書き込んでいってもいいし、 FX検証
ノート等に手書きで検証結果を記していってもいいと思います。
トレードロジックの精度を検証する方法
FXはトレードロジック(ルール)通りにトレードしていかないと、
不慮の値動きがあった時や損切りトレードを連発した時などに、
メンタル的な負担も増大して判断力が鈍りパニックになりやすくなります。
トレードロジックのMT4を使った検証は、
シンプルに過去チャートの検証期間を決めて
エントリーと決済、損切りトレードの記録をつけていきます。
以下はMT4の過去チャートを使ったロジック検証の一例。(画像クリックで拡大できます)
上記は、MAのゴールデンクロス・デッドクロスでエントリーした際の検証例です。
ポイントを抜き出す方法
以下の画像は「MAゴールデンクロスの検証」を探したものです。
MAがゴールデンクロスの動きをすれば、
価格がそれにあわせて上昇することが確認できます。
MT4で複数時間足を同期させて過去検証する
長期足チャートのトレンド状況やチャートパターン形成、プライスアクションをみて、
短期足チャートでタイミング測ってトレードするロジックはポピュラーです。
(いわゆるマルチタイムフレーム分析の手法となります。)
そこで、
複数の過去チャート画面を同期させるインジケーターがインターネット上で無料公開されています。
以下の記事で使い方等を解説しています。
参照:FX検証用MT4インジケーターで複数時間足チャート同期して同時に動かす方法
チャート画像からの検証記録付け方
当サイトで掲載しているチャート画像は、MT4から画像キャプチャして、
Photoscapeという無料の画像編集ソフトで文字や線を入れています。
(「Photoscape」と検索すると見つかります)
Windowsパソコンだと「ペイント」という画像加工ソフトが入っていることが多く、
そういうソフトを利用していくことで
当サイトに掲載しているチャート画像と同様の作業をすることも可能です。
また、
単に過去チャートを見ながらノートやメモ用紙等に
手書きでチャート検証結果を書いていくのも有効です。
バーチャルトレード練習ソフトで過去検証
トレードロジックの精度を確認したり、FXトレードの実力を構築するには、
バーチャルトレード練習ソフトを使用するのはおすすめです。
バーチャルトレードツールは、倍速以上のスピードで動いてるチャートで検証できるのが魅力です。
闇雲にトレード練習ソフトを回すのみでなく、
トレードロジックを試しながらエントリーイグジットを検証したり、
ロウソク足の動きやテクニカル等の相場への影響や精度を確認したり、
テーマを持って練習ソフトを起動させていきます。
どのようなテーマを持ってトレード練習ソフトを回すべきか
- 為替チャート相場分析と実際のエントリーの練習
- トレードロジックを試す
- テクニカルインジケーターの相場精度を検証する
通常デモトレードだとかなりの時間がかかってしまうのですが、
トレード練習ソフトを使って検証することで、
短時間で効率的に検証作業をすることができます。
リアルトレードでの検証作業
自分がどのように相場分析してエントリーしていき、
どういった根拠で決済したかを記録しておくことにより、
1日の終わりにトレードの反省と分析をすることは重要な作業です。
なので、
その自分自身のリアルトレードを後から検証することが、
一番今後のトレードに深く知識とスキルととして構築することができます。
検証はやり続ける
FXをはじめた当初は、なかなかピンとこないかもしれないですが、
FX商材を参考にしたり多くの知識を得る中で、
過去検証作業の重要性と独自のやり方がわかっていきます。
まずはチャートの見方を学習してスキル構築し、
トレードロジックを教材からインプットして、
過去チャート検証することで実践レベルに落とし込んでいきます。
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