初心者こそオススメ「NISA×インデックス投資」のメリット・デメリット
(画像=sakkmesterke/Shutterstock.com)
少子高齢化が叫ばれて久しくなりました。団塊の世代ジュニアである現在40代前半~30代後半の現役バリバリの世代の年金は、現在の受給者よりも確実に少なくなると言われています。現在の現役世代が納めている年金はいわゆる「仕送り方式」であり、現在の高齢者へ振り込まれています。
とは言え、悲観してばかりではいられません。現在と過去とで環境が変わるのは、いわば当たり前のこと。現状を嘆いてもしかたないし、過去を羨んだところで何も始まりません。過去の価値観や情報に縛られるのではなく、今・現在を見つめて情報を集め、行動していくことが必須となってきます。
今私達にできることは何か?初心者でも始められることは何か?それに必要な情報は?この記事では、まず取っ掛かりとなる「NISA」と「インデックス投資」に関する知識について紹介します。
(本記事は2019/07/28配信のものを2020/07/04に更新しております)
1. NISA制度とは?
1-1. NISAとは
1-2. つみたてNISAとは
1-3. 成立済みであるNISA関連法改正案の中身とは
一般NISAにおける現行制度での新規買付は2023年までとなり、2024年からはの新制度においては一般NISAを「新NISA」として、まず年間102万円・5年間の非課税枠、投資対象はこれまでの一般NISAからレバレッジ型投信と整理・管理銘柄を除き、新規投資を2028年までとした「2階部分」があります。そしてもう一つ、年間20万円・5年間の非課税枠、投資対象はつみたてNISAと同じ、新規投資を2028年まで、とした「1階部分」との二階建ての制度へと変更されます。
S&P500インデックスファンドで米国株投資を始めたい!投資初心者のための購入・運用のいろは
インデックス投資 出典:TradingView
出典:TradingView
出典:TradingView
S&P500投資は、「世界経済への投資」である
S&P500に投資ができる商品は投資信託とETF
指数に連動したインデックス運用
投資信託とETFの違い
S&P500に投資ができる商品には、投資信託やETFがあります。この両者はどちらも投資信託なのですが、ETFは証券取引所に上場している投資信託です。ETFとは「Exchange Traded Funds」の略です。
つみたてNISAでも投資できる投資信託を選ぶのが良い
つみたてNISAとは?
国が用意している投資優遇税制
つみたてNISA活用の投資シミュレーション
出典:資産運用シミュレーション(金融庁)
【わかりやすく解説】インデックス投資とは?やり方、利回り、デメリットや失敗要因
資産運用
“ 投資初心者はインデックファンドで投資を “というキャッチコピーがありそうな位、注目を浴びているインデックス投資。今回はインデクス投資の種類、メリット、デメリットについて解説していきます。
インデックス投資とは?
近年、つみたてNISA、iDeCoと老後資金を貯める為の制度が誕生してから、注目を浴びているインデックスという言葉、直訳すると”指数”という意味です。
インデックスファンド
インデックス=指数
ファンド=集めた資金を運用して収益を還元する仕組み
例えば、NYダウはアメリカの中の代表的な企業30社の株価の推移を表しており、この NYダウに連動するように作られたインデックスファンドの中身は、ダウの30社と同じ企業や、同じような値動きをする同業種の企業で構成されております。
アクティブファンド
アクティブ=積極的
ファンド=集めた資金を運用して収益を還元する仕組み
アクティブファンドは、 運用のプロが独自に調査&分析をして投資先を選定して、インデックス(指標)を上回るパフォーマンスを目指す運用方法 の事を言います。
いやいや!あくまで ”目指す” と言う事で、何も確約されている訳ではありません。
- ファンドマネージャーの手腕が運用成果に現れる
- 一般的に手数料が高い
ETFとインデックスファンドの違い
ETFが上場している投資信託 であるのに対して、 インデックスファンドは非上場の投資信託 です。
- 市場価格(リアルタイム)で売買する
- 最低取引単位がある
基本的にETFもインデックスファンドも運用している中身は似ているのですが、最低取引単位がある、分配金の再投資の可否等、手続き方法には違いがある為、 「投資初心者が少ない資金で定額を積立するときには、インデックスファンドの方が向いている」 と言えると思います。
インデックス投資のメリット
- 投資初心者でも簡単に投資が出来る
- 運用に掛かるコストが低い
- 継続した投資が出来る(手間がかからない)
- 定額積立てが出来る
- 自動的に分散投資が出来る
インデックス投資のデメリット
- リアルタイムでの売買が出来ない(意思決定からタイムラグがある)
- 短期間で大きなリターンを得る事が難しい
- 投資する期間が長くなるケースが多い
インデックス投資での失敗要因
下げ相場こそ口数を稼ぐチャンス
インデックス投資の成績= 口数 ×最終価格
画像引用:アクサ生命 積極的な資産形成ができる変額保険
売却時期の見極め方
インデックス投資の成績=口数× 最終価格
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