売上移動平均:
=IF(
MIN( 'カレンダー'7日移動平均の算出と表示について 7日移動平均の算出と表示について [日付] ) IF文の条件に一致しなかった場合の数式を省略するとブランクとなり、結果としてピボットテーブル・グラフではブランクは非表示になる ので、これをうまく利用します。
移動平均について
[転記] フォームの [在庫] タブで、勘定を [移動平均の価格差異] 勘定と [移動平均の原価の再評価] 勘定に割り当てます。原価を比例して経費処理することが必要な場合に、[移動平均の価格差異] 勘定を使用します。これが起きるのは、購買入庫と仕入請求書の原価に差異があるためであり、また元の在庫数量と現在の手持在庫数量に差異があるためです。製品の移動平均原価を新しい単価に合わせて調整するときは、[移動平均の原価の再評価] 勘定を使用します。
[製品] フォームで、移動平均品目モデル グループを製品に割り当てます。
移動平均原価計算方法への換算
在庫数量と値が 0 (ゼロ) になるように調整します。
在庫金額と数量が 0 (ゼロ) の後に、品目モデル グループを移動平均に変更します。
在庫原価計算方法を、移動平均方法から、先入れ先出し (FIFO) 方法、後入れ先出し (LIFO)7日移動平均の算出と表示について 、または加重平均方法には変更できません。
次の例では、移動平均原価計算方法を使用した効果について説明します。コンフィギュレーションには次の 4 つがあります。
発注書と比例して経理処理する原価との差異
数量 2、単価 10.00 の発注書を作成します。
数量 1、単価 10.00 の販売注文を作成します。
数量 2、単価 12.00 の発注書を作成します。
単価 2.00 の差額は、仕入請求書の転記時に、[移動平均の価格差異] 勘定に転記されます。その理由は、2 つの製品を 20.00 の原価で購入したことによります。製品の 1 つは、単価 10.00 で販売されました。仕入請求書は、数量 2 が単価 7日移動平均の算出と表示について 12.00 で転記されました。製品の単価は 14.00 で転記することはできません。
移動平均の製品および在庫調整
選択した製品は、転記数量が 1、転記価格が 12.00、転記された単位原価が 12.00、そして単位原価が 12.00 です。
ここで、単位原価フィールドを 16.00 に更新します。システムは残りのフィールドを計算します。
[伝票の決済] フォームで、[移動平均の原価の再評価] 勘定に転記された 4.00 の調整を確認できます。
生産での移動平均
移動平均で、生産された品目がサポートされます。実稼働環境で移動平均を使用する予定の場合、[生産管理パラメーター] フォームの [見積原価価格の使用] チェック ボックスがオンになっている必要があります。すなわち、見積時に計算された原価価格が、実際の BOM 計算原価価格の代わりに使用されるということです。
前の日付のトランザクションでの移動平均
数量 1、原価 20.00 の移動平均製品の在庫調整を作成します。
在庫トランザクションは 1、原価は 16.00、転記日付は 1 月 15 日、トランザクションの日付は 1 月 15 日。
在庫調整は 7日移動平均の算出と表示について 1、原価は 20.00、転記日付は 1 月 1 日、トランザクションの日付は 1 月 15 日。
[在庫トランザクション] フォームで、製品の現在の移動平均が 16.00 のままで、4.00 が経費として処理されたことを確認できます。過去の日付で転記することが可能ですが、原価の差額は経費として処理され、移動平均原価には影響しません。
在庫金額レポート
この移動平均の例では、製品の現在の移動平均の計算をサポートするために、在庫金額のレポートが印刷されます。[在庫金額] レポートは、トランザクションを古い順に印刷して、原価とともに、製品の移動平均原価計算をサポートできます。レポートは、製品の移動平均原価を表示します。
[在庫金額レポート] フォームに、新しい [範囲] フィールドが追加されました。[トランザクションの時刻] オプションまたは [転記日付] オプションを選択して、レポートを分類できます。[転記日付] オプションは、レポートをどのように伝統的に印刷するかということです。[トランザクションの時刻] オプションは、トランザクションが報告され、製品の移動平均原価が更新される実際の日付です。
移動平均原価計算を経時的に表示する場合は、[トランザクションの時刻] 並べ替えオプションを使用して、[在庫金額] レポートを印刷します。
次の表は、[トランザクションの時刻] 並べ替えオプションを使用した場合の、レポートの印刷対象となる製品のトランザクションを表示しています。
日経平均株価は、75日・200日移動平均線を上回って
いる限り「強気一択」だが、難易度の高い相場が継続!
株価が下落中の銘柄の“安易な押し目買い”には注意!
米国10年債利回りチャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
米国の長期金利が上昇した主因は大きく2つで、「FRB議長人事」と「原油先物高」です 。
原油(WTI原油先物)チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
なお、 米国の長期金利が上昇して日米の金利差が拡大したことで、外国為替市場では“円売り・ドル買い”が加速しています 。11月23日のNY外国為替市場で円相場は続落し、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=115円05~15銭で取引を終えました。一時は115円19銭と、2017年3月以来の安値をつける場面もありました。
米国の長期金利上昇により、NYダウが上昇する一方で
割高感が意識されやすいハイテク株などのグロース株は下落!
NYダウチャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト) ※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
ナスダック総合株価指数チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
米国の長期金利が上昇基調の間は、米国株式市場ではバリュー株、特に金融株が買われ、ハイテク株を中心にしたグロース株が売られるのでしょう 。また、 原油先物高が継続している間は、石油関連を中心に資源関連株が買われる見通しです 。
米国の長期金利の上昇が一服しない限り、
日経平均株価やTOPIXは膠着した展開が継続
一方、 日本でも、米国の長期金利が上昇基調の間は、高PERのグロース系の銘柄は売られやすい状況が続くと見ています 。ただし、円安が見込まれるため、自動車など輸出関連株にとって追い風となります。
このように、 米国の長期金利の上昇が一服しない限り、上がりやすい株と下がりやすい株が混在するため、 日経平均株価 やTOPIXなどの株価指数は、値動きが少なく膠着した展開となる見通しです 。
日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
米国の長期金利が上昇基調の間は、目先で5日移動平均線や25日移動平均線を割り込む場面もあると想定していました。そのため、 今後に関しては、75日移動平均線と200日移動平均線を上回っている限り、日本株については「強気一択」で良いと見ています 。
信用買い残が積み上がり、株価が下落している銘柄は、
年末に向けて「損切り・節税売り」を浴びやすいの要注意!
しかし、 日本株が「強気一択」とは言え、米国の長期金利の動向により物色傾向が猫の目のようにコロコロと変化するため、儲けるには難易度の高い相場が続く見通しです 。
逆に、 当面の間、触るべき銘柄は、信用取り組みが良好で、株価が年初来高値・上場来高値圏で推移し、株価チャートが良好な(例えば、株価が25日移動平均線を上回っているなど)銘柄です 。
東証マザーズ指数は、米国の長期金利の上昇が一服するまで
200日移動平均線付近での攻防が継続する見通し
東証マザーズ指数チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示
結論として 東証マザーズ指数 は、米国の長期金利の上昇が一服するまで不安定な動き(200日移動平均線を上回ったり、下回ったりする動き)が続く見通しです 。どうしても師走相場でも中小型株を触りたい投資家の皆さんは、この点に十分留意したうえで、上手く立ち回ってください。
【※関連記事はこちら!】
⇒株初心者はいくらから株式投資を始めればいいのか? 1株単位で株が買えて「1株=数百円」から始められる5つのサービス(LINE証券・PayPay証券・S株など)を解説
↓今注目の「投資テーマ」の解説&銘柄はこちら!↓ | ||||||
7日移動平均の算出と表示について ●防衛 | ●アンモニア | 7日移動平均の算出と表示について ●インバウンド | ||||
●ウクライナ情勢 | 7日移動平均の算出と表示について ●メタバース | ●高配当株 | ||||
●NFT | ●化石燃料 | ●再生可能エネルギー | ||||
●株主優待株 | ●半導体材料 | ●会計ソフト | ||||
●米株/旅行 | ●米株/燃料電池 | ●米株/EV | ||||
●米株/シェール | ●米株/天然ガス | ●米株/2022年戦略 |
【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
新規口座開設+条件クリアした人 全員に
現金2000円プレゼント! ⇒関連記事はこちら
最下層からの成り上がり投資術!の関連記事
【2022年版】ネット証券会社の人気ランキング発表! 7日移動平均の算出と表示について この1年間で口座開設の申し込み数がもっとも多かった ザイ・オンラインで一番人気のおすすめ証券会社を公開(2021.06.24)
【2022年】今すぐ口座開設できる証券会社【最新版】 最短“申込当日”に取引できるDMM.com証券、翌日に 取引可能なSBI証券など、今すぐ株を買う方法を解説 【2022年4月5日更新】(2019.03.01)
株初心者が覚えておきたい「儲かる株」の探し方は? 株価100倍!?に成長するお宝銘柄を見分けるカギは 7日移動平均の算出と表示について 「営業利益」と「経常利益」にあった! ゼロから始める株入門【第2回】(2017.01.02)
株で「50万円⇒1億円」を達成した投資家の投資手法を 公開! 息の長い“投資テーマ”の関連株で、業績への恩 恵が大きいのに、株価が出遅れている銘柄を狙い撃ち(2021.11.20)
資産1億円を達成できたのは「夫=投資、妻=貯蓄」の “二刀流”の成果! 地道な節約+積立投資を継続すれば 「投資の達人」になれなくても資産1億円は達成できる!(2021.11.22)
最下層からの成り上がり投資術! バックナンバー
【日本株】日経平均株価の「底入れ」による戻りメドは 2万7580円〜2万8338円! 「リターン・リバーサル 効果」により、当面は日米ともにグロース株が狙い目!(2022.05.31)
【日本株】日米首脳会談を受けて「防衛・宇宙・サイ バー・IPEF・TTP」関連株が国策銘柄に! 日経平均株 価は当面「2万5688~2万7580円」のレンジで推移か(2022.05.24)
【日本株】日経平均株価は5月12日に短期的な底入れ をし、当面「横ばいトレンド」に! 今は投資額を抑え、 「低PER」「低PBR」「高ROE」の大型株を急落時に買え!(2022.05.18)
日経平均株価は、年初来安値の2万4681円まで下がる 可能性も! 急落局面では機関投資家が買っている「バ リュー系大型株」のバーゲンハンティングを狙おう!(2022.05.10)
【日本株】日経平均株価は“200日移動平均線”が上昇 転換しない限りは下落トレンドが継続! 「決算またぎ」 は避け、今は「突っ込み買い・噴き値売り」に徹しよう(2022.04.26)
- 「AViC(エイビック)」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度…
- 「マイクロアド」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析…
- 「ヌーラボ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他…
- 「M&A総合研究所」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄…
- 「サンウェルズ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析…
-
ザイ・オンライン編集部(2022.5.3) ザイ・オンライン編集部(2022.5.2) ザイ編集部(2022.5.25) ザイ・オンライン編集部(2021.12.23) ポイ探ニュース(2022.5.29)
-
ザイ・オンライン編集部(2022.5.3) ザイ・オンライン編集部(2022.5.2) ザイ編集部(2022.5.25) ザイ・オンライン編集部(2021.12.23) ポイ探ニュース(2022.5.29)
-
ザイ編集部(2022.5.31) ザイ・オンライン編集部(2022.5.2) ザイ・オンライン編集部(2022.5.3) ザイ・オンライン編集部(2021.12.23) ザイ・オンライン編集部(2022.5.30)
- ベルシス24---福岡での業務拡大、拠点間連携強化を目的とした「福岡第6ソリュー…
- TKP---連結子会社の優先株の取得
- スパークス G---個人向け公募引受型デジタル債の発行
- 自動車や自動車部品関連株など輸出関連が相場をけん引
[つみたて投資入門/最強の割安株]
◎別冊付録
75万部売れた株の本が付録で読める!
ZAiが作った株入門ダイジェスト版!
◎巻頭特集
速報!
最新決算でわかった2022年の強い株
◎第1特集
キホンからオススメ投信まで大事なコトだけ!つみたて投資入門
●キホン編
つみたてNISAやiDeCoを徹底解説
・つみたて投資は必要?
・どうなれば儲かる?
・どんな人に向いてる?
・何を買ってつみたてるの?
・オトクな制度って?
●実践編
投信を買うならこの1本!を紹介
急落や損した時対処法を伝授!
・どの投信を買えばいい?
・口座はどこで開けばいい?
・いま始めても大丈夫なの!?
・損が出てる! やめるべき?
・つみたての金額はいくらにする?
・家計が厳しいけどやめていい?
●もう始めてる5人に聞いた
つみたてデビューとリアル収支
◎第2特集
波乱や利上げで人気急騰!
割安株で値上がりと利回りゲット!
●PART1: 高利回り
・高配当で株主優待も充実!利回りランキング 7日移動平均の算出と表示について
●PART2: 10倍狙い
・不人気&売られすぎ前途有望な話題株
●PART3: 底値が堅い
・安全・安心・割安な守りが堅い三安株
◎第3特集
トクするカードの序列が激変!
クレジットカード大全
・最初の1枚
・とにかく高還元
・一定利用で無料
・買物が絶対トク
・特典が魅力的
・投信積立で還元
◎人気連載もお楽しみに!
●10倍株を探せ! IPO株研究所
●自腹でガチンコ投資!AKB48ガチ株バトル
●AKB48武藤十夢のわくわくFX生活!
●株入門マンガ恋する株式相場!
●どこから来てどこへ行くのか日本国 7日移動平均の算出と表示について
●人気毎月分配型100本の「分配金」
一目均衡表
一目均衡表は、昭和初期に細田悟一氏(ペンネーム:一目山人、都新聞社の商況部部長)が約2,000人のスタッフと7年をかけて完成させ、「相場は買い方と売り方の均衡が崩れた時に大きく動くので、どちらが優勢かが分かればよく、それを一目で知ることができる」という由来による相場分析手法です。
日本ではもちろん、海外のファンドマネージャーにも支持され、個人投資家の中でも最も人気の高いテクニカル指標の一つです。
一目均衡表は、転換線・基準線・先行スパン(2本)・遅行スパンの5本線を使い、時間論・波動論・値幅観測論の3つの理論から構成されています。
基準線と転換線を使った活用法
- ① 基準線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンド
- ② ローソク足が基準線の上側にあれば強い相場、下側にあれば弱い相場と判断します。
- ③ 基準線が上向きの状態で、転換線が基準線の下から上へ抜ける(ゴールデンクロス)を「好転」といい買いシグナルとなり、逆に基準線が下向きの状態で転換線が基準線の上から下へ抜ける(デッドクロス)を「逆転」といい、売りシグナルとなります。
先行スパン1と先行スパン2を使った活用法
- ① ローソク足が雲の上方にあれば強い相場、下方にあれば弱い相場と判断します。
- ② ローソク足よりも雲が上にある場合 ⇒ 上値抵抗線
ローソク足よりも雲が下にある場合 ⇒ 下値抵抗線 - ③ ローソク足が雲を下から上に突破した場合は上昇サインとなり 「好転」、逆にローソク足が雲を上から下に突破した場合は下落サインとなり「逆転」。相場の転換点として重要なポイントとなります。
※雲は抵抗帯の名のとおり、厚い場合は突破には日柄を要し、薄い場合は、影響が少ないので抜けやすく、転換しやすくなります。 - ④ 2本の先行スパンが交差した所(「雲のねじれ」などと呼ばれます)は相場の転換点(トレンドの転換、もしくは加速)となる可能性が高いとされています。
遅行線を使った活用法
遅行線は「売り」か「買い」かのタイミングを計る場合に見ます。 遅行線がローソク足を上回った場合を「好転」(買いシグナル)、逆に下回った場合を「逆転」(売りシグナル)と判断します。
Akira Takao’s blog
Excelの革新的機能であるPower Query/Power Pivot/DAXについて紹介します。
移動平均(3か月間) - DATESINPERIOD
移動平均(3か月間) - DATESINPERIOD
7日移動平均の算出と表示について
移動平均とは 「今ここ」の時点を基準とした一定期間の数値の平均 のことです。平均をとる開始日が基準日の移動に伴って変化するのが特徴です。
移動平均には、将来の時間を含めた平均もありますが、今回は過去3か月間の売上移動平均を計算します。(この場合、基準日=最終日となります。)
技術的なポイント
- 「今ここ」から一定時間さかのぼった日付リストを手にいれる
- そのためにタイムインテリジェンス関数 DATESINPERIODを使う
なお、「分子を計算する」に当たっては、拙著『Excelパワーピボット 7つのステップでデータ集計・分析を「自動化」する本』の「第5章 当期売上累計」の当期売上累計メジャーとよく似た計算をします。
ただし、当期売上累計では開始日は常に固定の期初(4月1日)であるのに対し、移動平均では、テーブル上の基準点から常に3か月間さかのぼった日付が開始日となります。つまり、開始日が「今ここ」を起点として相対的に決まるという点が異なります。
ならべるステップ
まず、『Excelパワーピボット 7つのステップでデータ集計・分析を「自動化」する本』の「第5章 当期売上累計」のピボットテーブルを以下のようにレイアウト変更してください。
かぞえるステップ
「今ここ」から3カ月間さかのぼった日付リストを手にいれる
一定期間の日付リストを用意するには、DATESINPERIODという関数を使います。
書式
DATESINPERIOD ( , , , )アウトプット
上の指定を受けた日付リスト
この中で注意しなくてはならないのは、 です。 これは基準日なのでデータが複数行あってはいけません。
例えば、ピボットテーブルが8月という月レベルまでドリルアップされ、日にちが非表示である場合、その文脈における「今ここ」の日にちは「8月1日から8月31日」までの日付 群 となってしまいます。
日付が複数あっては基準点となりえない ので、日付を何らかの基準で一つの値=代表値にする必要があります。複数のデータを受け取って一つの代表値にするにはMIN、MAXといった集計関数を使います。今回は、MAXを使ってその文脈における月末日にします。
なお、移動平均開始日と移動平均終了日については、カテゴリを日付にしてください。
移動平均日数:
=CALCULATE (
COUNTROWS ('カレンダー'),
DATESINPERIOD ( 'カレンダー'[日付], MAX( 'カレンダー'[日付] ), -3, MONTH )
)
移動平均開始日:
=CALCULATE (
MIN ('カレンダー'[日付]),
DATESINPERIOD ( 'カレンダー'[日付], MAX ( 'カレンダー'[日付] ), -3, MONTH )
)
移動平均終了日(基準点):
=CALCULATE (
MAX ('カレンダー'[日付]),
DATESINPERIOD ( 'カレンダー'[日付], MAX ( 'カレンダー'[日付] ), -3, MONTH )
)
会計年度、四半期、月、日のそれぞれのレベルで、移動平均日数、移動平均開始日、移動平均終了日(基準点)が正しく表示されていることを確認してください。
したがって、上のように中間メジャーを使ってフィルターコンテキストの中身を可視化しながら実感をもって理解していただくように勧めています。
3か月間の売上を合計する
移動平均売上合計:
=CALCULATE (
[売上合計] ,
DATESINPERIOD ( 'カレンダー'7日移動平均の算出と表示について [日付], MAX ( 'カレンダー'[日付] ), -3, MONTH ) 7日移動平均の算出と表示について
)
ピボットテーブルで直近3か月の売上合計と移動平均売上合計の値が一致していることを確認してください。
移動平均を求める
最後に、上で作成した移動平均売上合計を3で割って売上移動平均を算出します。
合わせて分母を移動平均日数にした売上移動平均(日)も作ります。
えがくステップ
上下する売上合計と緩やかな売上移動平均を比較してください。
最終月補正の追加(2020年4月25日追記)
移動平均の計算が過去3か月であるため、以下の図のように実績が2018年度で終了しているにもかかわらず、 移動平均が2019年第一四半期まで伸びている 点です。
今回はこの延長を補正するために、 実績の最終日までしか移動平均を表示しない 7日移動平均の算出と表示について ように修正します。
次にフィルターコンテキスト上のカレンダーの日付とF_売上明細最終日を比較して、 F_売上明細最終日より以前である場合のみ移動平均を表示する ように売上移動平均のメジャーを変更します。
売上移動平均:
=IF(
MIN( 'カレンダー'[日付] ) IF文の条件に一致しなかった場合の数式を省略するとブランクとなり、結果としてピボットテーブル・グラフではブランクは非表示になる ので、これをうまく利用します。
6.移動平均線
買い信号① 移動平均線が下降を続けた後に、横ばい、もしくは上向きかけている状態で、日足が移動平均線を上抜いたとき。 買い信号② 移動平均線が上昇しているときに、相場が移動平均線を下回った場合。 買い信号③ 上昇中の移動平均線に向かって相場が上方から下降してきたが、移動平均線を割り込むことなく再度上昇に転じたとき。 買い信号④ 下降局面において下降しつつある移動平均線から、相場が大きくかけ離れて下落した場合(短期的な自律反騰が期待できる)。
売り信号① 移動平均線が長期上昇の後で横ばい、もしくは下降を開始し、相場が移動平均線から下放れたとき。 売り信号② 移動平均線が下降中に、相場がこれを上回ったとき。 売り信号③ 下降中の移動平均線に向かって、相場が下方から上げてきても、突破せずに再び反落したとき。 売り信号④ 移動平均線が上昇中であっても、相場が大きくかけ離れて高騰したとき(短期的な自律修正の可能性が高い)。
信号④は相場の行き過ぎ(移動平均線との端)に対する売買手法である。しかし、 もうはまだなり との格言があるほど意外な上伸・深押しをすることもあるので、急騰・急落に逆向かいする覚悟と資金力がある人は別として、新規に仕掛けるのは避け、利の乗った玉の利食い場面と割り切る方がよいだろう。
ゴールデン・クロスとデッド・クロス
値段と移動平均線の関係同様、短期の移動平均線と中・長期の移動平均線との関係にも注目したい。特に、下降局面を経て、低迷する長期線の上方へ短期線が抜け出たとき( ゴールデン・クロス )と、上昇後の短期線が長期線を下向きに突破したとき( デッド・クロス )が重要である(図6-4、図6-2)。
コメント