ドットでトレンドの開始・衰退・転換期がわかるParabolic(パラボリック)SAR
パラボリックSARは、RSI・ADXなど沢山のテクニカル指標を考案したJ・W・ワイルダー氏により開発されました。
ローソク足の上下にドットが描画されて、トレンドの開始から衰退・転換までが分かり易いトレンド系インジケーターです。 FXのパラボリックSARとは
パラボリック(Parabolic)は「放物線」の意味で、SARとは「Stop And Reverse」の略で、ローソク足の上下に現れるドットのことになります。
ドットがローソク足の上にあるか、下にあるかの2通りでトレンドを知らせるインジケーターです。
パラボリックをMT4に描画させる
メニューバーの「表示」⇒「ナビゲーター」をクリックします。
「インディケータ」⇒「トレンド」⇒「Parabolic SAR」をチャートにドラッグアンドドロップします。
パラメータの設定
パラボリックSARの計算式
◆買いポジションパラボリックの計算式
SAR (i) = SAR (i -1) + ACCELERATION× (HIGH (i -1) – SAR (i -1))
◆売りポジションパラボリックの計算式
SAR (i) = SAR (i -1) + ACCELERATION× (LOW (i -1) – SAR (i -1))
・SAR (i -1) : 1つ前の足のパラボリックSARの値
・ACCELERATION : 加速係数 FXのパラボリックSARとは
・HIGH (i -1) : 1つ前の足の高値
・LOW (i -1) : 1つ前の足の安値
アップトレンドで推移してきた際の最高値と同値SARが、ダウントレンド転換後に最初のSARドットになります。
ダウントレンドで推移してきた際の最安値と同値SARが、アップトレンド転換後に最初のSARドットになります。
加速係数(ACCELERATION)は同時に倍になり、パラボリック SAR と価格を一体にします。
パラボリックの活用方法
パラボリックSARはドットが上から下降していき、ローソク足(価格)にぶつかった安値がショートポジションのクローズポイントになり、その安値がロングエントリーポイントにもなります。
ロングのクローズと、次のショートのエントリーはドットが上昇して行き、ローソク足とぶつかった高値になります。
そして、SARドット間の開き具合でトレンドの強弱が分かります。
ドット間隔が広いほどトレンドの勢いは強く、ドット間隔が狭い場合はトレンドが弱いです。
ダマシ回避の方法
パラボリックとMACDを併用
①と③と⑤はMACDとシグナルのゴールデンクロスでロングエントリーします。
①は830pips、③は390pips、⑤は150pipsの取得が出来ます
②と④はMACDとシグナルのデッドクロスでショートエントリーします。
②は320pips、④は280pipsの取得が出来ます。
今回、パラボリックSARの解説をして来ました。
ローソク足の上や下に描画されるドット(SAR)により、トレンドの変化が分かりやすい指標です。
パラメーターの設定で如何様にも変えられ、ダマシに遭いづらい設定にも出来ますが、反応が遅くなり、MACDがカバーできることを検証しました。
パラボリック(Parabolic SAR)を使ってビットコインFXでトレードする方法
トレンド系指標
今回はビットコインFXのBitMEX(ビットメックス)のチャートでも表示できる有名なインジケーター、 パラボリックSAR(Parabolic SAR) について使い方を解説します。
点々がついていて 蝶々の幼虫みたいな 綺麗な模様のように見える、特徴的なインジケーターです。
パラボリックSAR(Parabolic SAR)とは?
パラボリック(parabolic)は「放物線で」という意味で、
SARは「Stop And Reverse」の略です。
パラボリックSARとはトレンド追随型のテクニカル分析インジケーターで、ドテンロングorショートなど 逆張りの指標として機能する指標 です。
類似のインジケーターには、ボリンジャーバンド や移動平均線 が含まれます。
ビットコインFXチャートにパラボリックSARを表示すると、ロウソク足の上か下にドットで描かれた模様のような放物線が表示されます。
SAR(ストップ・アンド・リバースの略)といわれているもので、チャートとクロスする点が売買ポイントと判断します。
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